腹膜偽粘液腫で入院するまでの備忘録

水滴による波紋

夫が入院するまでの話

腹膜偽粘液腫との関連性は分かりませんが

入院する3年くらい前から

体の不調を訴えるようになった夫の記録です。

 

腹膜偽粘液腫という病気は、まだよく分かっておらず

人によっては何年もかけて

粘液がじわじわと腹膜に溜まっていくので

気付くのが遅れる場合もあるそうです。

  

腹膜偽粘液腫とはどんな病気?↓↓

 

そんな病気だとは夢にも思っていなくて

何年もただの体調不調だと思いこんで…

入院する前年になってようやく

弱っていく夫の現実に気がつきました。

日に日に痩せ衰えていく夫を見ているのが

怖くて…不安で…狂いそうになりながらも

何かの役に立つかもと書きなぐっていたメモを基に

備忘録として残しておこうと思います。

腹膜偽粘液腫の症状の出始め?

腹膜偽粘液腫と診断された日から遡ること3年

2012年3月、夫がひどい眩暈に襲われ下痢の症状も

このあと数日、頭がふらふらすると…

この頃が始まりなのかな(・_・、)

 

5月頃から腰痛を訴えるように

仕事柄腰痛はいつものことですが

何となく違和感があったようです。

多分、少しずつ腹膜の中で異変が始まっていたんだろな…

 

11月頃から頻繁に体調不良を訴えるように

太ってきてたのと高血圧の所為かと思っていました。

その頃は太ってきたなぁと単純に思っていましたが

今、写真をよく見返すと浮腫んでいるようにも見える…

 

この頃、車を運転中に段差などで跳ねると「腹いて~」と抑えていました。

車が跳ねるとお腹の中が揺れて痛いそうで

大きな石がお腹の中にあるようだと言っていました。

それも今思えば、腹水か粘液が既にあったのかもしれません。

元々、太っていてお腹が出ていたので、この頃は何の疑いも無く…

症状がはっきりと出始めて

2013年になると、胃のむかつきが増え

夕方から夕食時しんどくなることが増えました。

3月頃からずっと胃が張ると、胃痛

10月頃からは、みぞおちが重い

 

11月に近所の医院で腹水があると診断され

後日、紹介された病院で検査することに

検査するまでの間に、飲み始めた漢方薬の影響なのか

何故かお腹がへこんできました。

それを都合よく解釈した夫は

私の知らぬ間に検査をキャンセルしていました。

当然、それを知った私と大ゲンカ。

夫は「本当に腹水があったかも分からないし

腹の調子も戻ってきたし…」と

自分に都合良く解釈したようです。

でも何故か引っ込んでいったんですよね…

ホントに漢方薬の所為なのかな(・・?

入院後に聞いてみたけれど先生も分からないと。

12月になると仕事を休む日も増え段々痩せてきました。

 

2014年になるとますますお腹の調子が悪く

食欲も減り腹張り下痢、新たに酷い口臭が出るように

この時は喫煙してた所為だと思ってましたが

今思えば口臭も咳も腹膜偽粘液腫のせいだったんだろうなぁ。

腹膜に溜まってきた粘液が胃や肺を圧迫し

嗅いだことのない口臭や咳がでてきていたんだと思います。

 

5月頃からはますます食が細くなり痩せていきました。

9月になると眠れなくなってきて、便はほぼ下痢

12月には腰痛もひどく、吐き気嘔吐

この頃には全く食べられない日もでてきました。

2015年になると背中も痛がり足も浮腫んできました。

 

でも飲んでいた漢方薬のおかげなのか

たまに食欲が出て食べることが出来たり

本人がとても前向きで、意欲的に動こうとしたり…

体力アップに2人でアチコチ歩きに行ったり…

この頃が1番一緒にいたかもしれません。

 

それでももう限界がきていました。

太ももまで浮腫んでまともに歩けなくなってきて

もう隠せないほどお腹が腫れてカエル腹に…

そして2月23日やっと病院に行き、即入院となりました。

 

私がどれだけ言っても何を言っても夫は聞く耳もたず

病院には頑なに行こうとせず

漢方薬を飲んだり、民間療法を試したり

漢方薬を飲むと一時食欲が出て、食事量が少しアップして 

少しでも食べてくれるとホッとして…

嘔吐すれば落胆して…その繰り返し

毎日毎日、不安で、恐怖で…

私の方がどうにかなってしまいそうでした。

 

夫は本当にひどい部分は私には隠していて

私も夫のことを疑うことなく鵜呑みにしてしまった

夫が痩せてきているのは分かっていたけど

元々骨格がしっかりしている人だったので

顔だけ見れば「痩せたね」と言われる程度で

だから周りも、そんなに病的には感じていませんでした。

でも、いつからか私に肌を見せなくなって

いつもダボッとした格好をして

私が触れるのを嫌がるようになって

その理由が…

 

病院へ行く数日前

夫が絶対触らせなかった腕を無理やり掴むと

信じられないくらい細くて…

ビックリして袖をめくると、骨と皮だけになった夫の腕

そのまま服もめくると

妊婦のように膨れたお腹と骨と皮だけになった体

もう震えが止まらなくなって。。

ただ、ただ、恐怖で、号泣していました。

痩せてきているのも分かってるつもりでした。

でも聞いていた、思っていた状態と全然違って

どれだけ甘く見てたのかショックでした。

 

私だけは、気付かないといけなかったのに…

何で毎日一緒にいて、気付けなかったんだろう

臆病な私は夫の言葉を都合良く解釈して

目を耳を背けてたのかな(・_・、)

ずっと、ずっと後悔しています。

 

それからはずっと

「病院へ行こう!頼むから病院へ行って!」とずっと叫んでいました。

そしてやっと観念して病院へ  

この日から夫の入院生活が始まりました。

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