夫が亡くなったあとの手続きと生前話合わなかったことへの後悔…

寄り添う花

夫が亡くなったあとの手続き

今日から、夫が亡くなったあとの手続きが始まる。

 

どれだけ悲しくても、腹立たしくても

眠れなくても、食べられなくても。

 

ひとり残された私には

やらなければならないことが、山ほどある。

苦手でも、分からなくても、逃げ出したくても

やるしかないんだ…

 

週明けの今日から

市役所、銀行、年金事務所、郵便局を行ったり来たり

 

私は今まで、夫に任せきりだったため

何もかもが初めてで、行くのも初めてだったりする。

だから、入口からもう戸惑うことばかり…

キョロキョロ(゚Д゚;≡;゚Д゚) どこ!?

 

おまけに

書類に書かれている言葉や、内容が理解できなかったり

コピーの仕方が分からなかったり。

もう(〃艸〃)恥ずかしすぎる…

手際も悪くて

途中で、自分が何をやっているのか

わからなくなることも(情けない…)。

 

まずは、すべての公共料金の名義変更

年金手続きと死亡一時金請求

国保の葬祭費請求をしてきた。

 

どこもかしこも、なぜか人が多くて

とにかく待たされて

やっぱりこういうところは苦手だな(TωT)

 

でもまだ始まったばかり。。

これから順次

運転免許証の返納やスマホ関連の手続き

車の保険の手続きや廃車のことなど

やることはてんこ盛り。

…私ひとりでできるのか、不安しかない(;ω;)

話し合っておけばよかった

夫は最後の最後まで、生きることしか考えず

自分が死んだあとのことなんて、絶対に話そうとしなかった。

 

夫の気持ちは分かる。

 

だけど、残された者にすべてのしかかってくる。

夫は借金も貯金も残さなかったが

多くの「モノ」や「ゴミ」を残していった。

その「モノやゴミ」たちは、残された私を途方に暮れさせている。

 

お金のことも、工場のことも、家のことも

生きているときに、ちゃんと話しておけばよかった。。

面倒臭がって、見て見ぬふりをしていたことを

今になって後悔している。

いつかくる「万が一のこと」を

もっとちゃんと向き合って、話し合っておけばよかった。

 

年齢なんて関係ない

こうなってからでは遅いって、身に沁みた…

だけど、もう遅い…

 

これが本当の後悔だね。。

後悔

夫が入院してからは

ただ、ただ、日々追われるように

目の前のことだけをこなすのが、精一杯だったけれど

やっぱりずっと悔いが残っている。

あのとき、あれでよかったのかな

あのとき、ああすればよかった

最後のときの判断は、あれでよかったのか…って。

 

これからもきっと後悔は続く。

作品たちはどうするの。

工場はどうするの。

夫は何を望むだろうか?

何もかも、私が決めていかないといけないから。

夫の思いを想像しながら。。

 

夫が死んで

悲しくて、苦しくて、たまらなくても

私の生活は続いていく。

死んだら終わりじゃない。

その先も、残された者の生活は続いていく。

 

だから今、若くても、元気でも、

いつやってくるかわからない、死についての話し合いは

絶対にしておいた方がいい。

大切な人の希望を聞いているのと、いないのでは

全然、違うと思うから。

 

私のような後悔をしないでほしい。

…と、誰にともなくそう思った。

 

今日も明日も、すべての人が穏やかに安心して過ごせますように.。.:*・゚♡

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