五七日法要とひとりぼっちの寂しさと弱音

ハスの花

五七日法要

今日は五七日法要。

今日も、いつも通り義実家に行き、義母とふたりでお参り。

 

初めての法要で、お坊さんから聞いた話によると

仏教では人が亡くなると、初七日から四十九日までの間

7日ごとに、生前の罪について調べられるそうだ。

 

初七日(7日目)は

「泰広王(しんこうおう)」(本来の姿は不動明王)が生前の殺生について

二七日(14日目)は

「初江王(しょごうおう)」(釈迦如来)が生前の盗みについて

三七日(21日目)は

「宋帝王(そうたいおう)」(文殊菩薩)が生前の不貞について

四七日(28日目)は

「五官王(ごかんおう)」(普賢菩薩)が生前の嘘について

五七日(35日目)は

「閻魔大王(えんまだいおう)」(地蔵菩薩)が生前の罪状を調べ

六道の行き先を決めるそうです。

(六道とは、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上の6つ世界のこと)

 

このときの裁きを軽減してもらうために

私たちは法要(供養)をする。

 

そして今日が、とうとう閻魔さまのもとで裁かれる日。。

気の小さい夫は、きっと、めちゃめちゃビビってるだろうな。。

ウソつきな夫の罪は、あの世ではどのくらいの罪になるんだろう。

 

天上人はムリだろうから、なんとか人間になれるよう祈るね(。>人<。)

 

今日は五七日法要の他に

夫の葬儀をした葬儀屋さんに来てもらい、四十九日の打ち合わせもした。

香典返しや花などを決め

あとは当日の食事の予約や引き出物など。

 

なにもかも初めての私は、ただ言われるがまま、動くだけ。

唯一、夫の祭壇を飾る花だけは、選ばせてもらった。

白を基調にした、ちょっとだけ豪華な、でも可愛い花たちだ。

夫も気に入ってくれるといいな。。
(・_・、)。。。

ひとりぼっちの寂しさ…

夫のことで、バタバタした日の夜は

とても落ち込んでしまう。。

と、いっても…

落ち込まない日はないんだけどね。

 

些細なことを言える相手のいない寂しさ…

「今日、こんなことしたよ」

「こんなこと言われたよ」

「この花を選んだけど、どう?」…

家に帰って、報告する相手がいないって、こんなに寂しいことだったっけ?

昔、ひとり暮らししてた頃、どうしてたんだろう。

 

ひとりぼっち…なんだなぁって

毎日、再認識させられる。

 

これから…

もしかすると、20年、30年と

ずっとひとりで生きていくの?私。

何のために?

もう必要ないんじゃないの?

私を必要としてくれた人は、もういない。

なら、私はもういらないよね。

 

これ以上、強くなってどうするの?

そもそも

なんで、そんなに強くならなくちゃいけないの?

大丈夫じゃないのに

いつまで、大丈夫と言い続けないといけないの?

 

夫を亡くして、ひとりぼっちの私は

誰にも弱音を吐けなくて…

私が弱音を吐いたら、皆を困らせるだけだから…

 

だから…

こうして、書くしかない。

何かで感情を吐き出さないと

…壊れそう。

 

弱くて、ごめんね。

心配かけてたら、ごめん。

情けない奥さんで、ごめんね。

 

こんな私を、ずっと守ってくれてて

ありがとう。

毎日、泣きごとと弱音だらけ、だけど

それでも、私なりに、少しずつ頑張ってるから

心配しないでね、夫ちゃん。

 

すべての人が、心穏やかに、安心して眠りにつけますように。゚・:,。☆

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