腹膜偽粘液腫の症状の出始め~何となくアレがそうだったのかなと思う事

青空に向かって成長する双葉

腹膜偽粘液腫の症状の出始め

夫が腹膜偽粘液腫と診断される前

今から思えば、あの時にはもう病に冒されていたのかなと思うことがいくつかある。

思うだけで、本当のところは分からないのだが。。

 

でも忘れてしまわないよう、疑わしいことは記録しておこうと思う。

 

腹膜偽粘液腫とはどんな病気?↓↓

最初の違和感

腹膜偽粘液腫と診断された日から遡ること4年前、夫がお腹の不調を訴えるようになった。

 

もともと夫はお腹が弱く、とても心配性で、神経質な人だから

当時は、本人も私もストレスからくる不調だと思っていた。

 

その不調も、腰痛だったり下痢だったり…

仕事柄(陶芸)腰痛はいつものことだし、下痢もしょっちゅうしているし…

 

だから、そのときは全く病気なんて疑いもしていなかった。

 

だけど、今でも忘れられない違和感を感じたときがある。

 

いつものように夫の運転で買い物に行く途中、夫が急に「気持ち悪い」と言って車を脇に止めた。

そんなことは初めてだった。

しばらく休むといつもの夫に戻っていたが、今まで見たことのない夫の苦しそうな表情や姿が、ずっと頭に残っている。

 

あの時すでに、始まっていたのかもしれない。

花粉症?高血圧?

その後もたまにフラフラする、何となく体がだるいと言っていたが、ちょうど花粉の季節で

「とうとう俺も花粉症デビューかぁ」と呑気なことを言っていた(´ω`;)

 

ある日、仕事で手伝いに行った陶器屋が、たまたま従業員の健康診断の日で

ついでに夫も診てもらったら「血圧がかなり高いからそれによる不調でしょう」と。。

それで安心したのか

その後は、たまに腰が痛いと訴える程度で平和に過ごしていた。(血圧を下げる努力はしていた)

徐々に体調不良の日が増えて

それから2年後

たまに「胃がムカムカするわぁ」「腰痛いわ」と言うようになり

 

夏が過ぎたあたりからは「腹が張る」「みぞおちが重い」と言いだした。

その頃はまだ食欲はあったが、段々お腹が張ってきて、思うように食べられない日もでてくるようになってきた。

 

実は、夫は大の医者嫌いで、どれだけ言っても行こうとしてくれない。

 

しかも、子供の頃から信心している宗教があり「俺にはお堂の神さんがついとるでええんや」と、聞く耳もたず。。 

 

でも毎日毎日しつこく病院へ行くよう言い続けると、夫も異変は感じているようで、やっと病院に行ってくれた。

 

だけど…

近所の小さなクリニックに、高血圧の治療をしたいから薬を出してほしいと、ちゃんと症状の説明もせずに…(/ω\)

 

夫が信仰しているお堂の話↓↓

あきらかな異変

その年の秋頃になると明らかに痩せてきた。

 

ただ元々が太っている人だったので、血圧を下げるために食事も変えて、量も減らしていて…

だから、ダイエットに成功したんだと思って、痩せてきたことを喜んでいた。

 

今思えば、病気で痩せてきてたのかな…

全く気が付かなかった…

あの頃の私は(  ´・ω)

腹膜偽粘液腫の症状の出始め~まとめ

夫のことを振り返り

あれが「腹膜偽粘液腫」の症状の出始めだったのかなと思うことをまとめてみると…

  • 血圧が高くなる
  • 太りだした(むくみ?)
  • 腰痛
  • みぞおちあたりが重い
  • 腹が張る
  • 気持ち悪い(胃がムカムカする)
  • 腹が振動すると痛い(ジャンプや走るなどの揺れ)
  • 食欲が落ちる
  • 痩せてくる

など、夫が訴えていた症状をあげてみたが、これが腹膜偽粘液腫によるものなのかはわからない。

 

実際にそうだったとしても

ただの体調不良なのか、他の病気なのか、たぶん自分たちでは区別できないと思う。

 

だから、少しでも気になったら怖がらずに早く病院へ行った方がいい

そして行くなら、なるべく大きな病院の方がいいと思う。

 

今は、夫の頃より選択肢も増えている。

腹膜偽粘液腫を扱う病院も医師も増えている

グズグズして手遅れになるのが1番こわい

家族もつらい思いをする。

 

…私たちのようになってほしくないなぁ(・_・、)。。。

 

 

私は夫に体の異変を隠され

かなりあとになってから知ったこと、分かったことがたくさんある。

 

それに全く気付けなかった私は、今も後悔し続け、深い傷となっている。

 

だけど、後に病院の医師に言われたことがある。

「腹膜偽粘液腫という病気は、まだ治療薬も確たる治療法もなく、早期発見すれば治るとは言えない病気です」(2015年当時)

「だから病院嫌いな旦那さんにとって、自由に好きなように過ごせたことは良かったと思いますよ」って。

「普通に生活しようと頑張っていた分、同じステージの人より元気です」って。。

 

先生の言葉で、少しだけ許された気がして…

先生の心使いに感謝しています。

ありがとうございました。

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