あの日から8ヶ月か…
今も最期のときが頭から離れず
鮮明に思い出すたび、恐怖する。
怖い。息ができない。
でも後悔はしていない。
夫の望み通り
病院ではなく、家で看取れたこと
ふたりだけの穏やかなときの中で逝ったことは
心から良かったと思っている。
でも、その一瞬一瞬が私の記憶にこびり付いて
苦しい。
人が死にゆく瞬間をあんなに間近で鮮明に見たのは
初めてで。
あの日から、夫の最期のシーンが
何度も何度も私の中で再生されて
おかしくなりそう。
私は何度、夫の死にゆく姿を見なきゃいけないんだろう。
これは何かの罰なのかな。
何もない私が逝けばよかったのに。
何で夫だったのかな。
何で私が残っちゃったんだろね。
ねぇ、夫ちゃん。
残されるのは、つらすぎるよ。