人の死はあっけない~夫の死を経験して思うこと

白い羽

人の死はあっけない…

私は何をやっているんだろう…

と、思うことが頻繁にある。

 

今、自分は

何のために、生きているんだろう。

何が楽しくて、生きているんだろう。

頑張っている理由が、わからない。

 

なのに

お腹が減れば、ご飯を食べて

眠くなれば、寝て…

 

この先、夢も希望もなんもないのに

なんで、生きるための行動を、淡々と

続けているんだろう。

 

何をしていても、悲しみが張りついている。

笑顔の裏にも、ペタリと張りついていて

明るく振舞えば、振舞うほど

より、悲しみが濃くなる。

泣きたくなる。

 

生涯ともに生きると決めたパートナーを

思いのほか、早く失ってしまって…

この先の人生、もしかしたら何十年と

ずっと、ひとりで生きていくのかも…

と思うと、胸が締めつけられる。

 

 

夫の死を経験して思ったこと。。

 

人の死って、あっけない。

人の命の終わりって

ホント、あっけないんだなって。。

 

どんなに頑張ったって

どんなに健康に気をつけていたって

どんなに真面目に生きていたって

病気になるときはなるし

それで、あっけなく

死んじゃうことだってあるんだって。

 

どんなに抗っても

どうにもならないことがある。

 

いつ、何が起こるかなんて

誰にも分からない。

 

あまりにも唐突に、あっけなく

大切な人の死に直面してしまったから…

 

もう誰かを大切に思うことが怖い。

大切に思えば、思うほど

いつやってくるか、分からない別れに

怯えてしまう。

もう誰の最期も、看取りたくない。

もう二度と、失う悲しみを

味わいたくない。。

 

だから以前よりもっと、人と関わることが

怖くなった。

あんな思いは、1度だけでいい。

ひとりだけでいい。

 

この先、ずっと

ひとりで生きていくことを考えると

虚しさでいっぱいになるけど

今は、それ以上に

また誰かを亡くすこと

置いていかれることの恐怖の方が強くて…

 

今が苦しすぎるから

こんなふうにしか考えられないのかな。。

 

 

もっと時間が経って

いろんな経験をして

いろんな人と出会っていけば

違う想いを描けるようになるのかな。。

 

そうなっていてほしい。

 

今を乗り越えて、数年後に振り返ったとき

あの頃、ひとりきりで

頑張って生きる意味がわからなかったけど

ここまで生きてきて、良かったって

少しでも、思えたらいい。

 

…そうなっていてほしいなぁ。

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