夫の心の拠り所だったお堂へ…
夫が亡くなってから、初めて
お堂へ行った。
お堂の話はこちら↓↓
地元にある、小さなお堂へは
夫が亡くなってから、1度だけ
連れていってもらったが
その時の話↓↓
高速で4時間かかる本堂へは
夫が亡くなってから初めて。
夫が入院していた頃
頼まれて、2度
動けない夫に代わりお参りに行った。
結局、願い叶わず
夫は亡くなってしまったけれど。。
夫の家系と義母とお堂
義母はお堂の事を嫌っている。
義父も熱心にお参りしていたが
60歳と早くに亡くなってしまった。
そして、今回
息子まで亡くしてしまった。。
お堂と関わったものは、皆
早くに死んでしまう…
全然、助けてくれへん…
と、ますます毛嫌いしている。
だから今回
お堂へ行ったことは義母には内緒。
ちなみに
お堂に関わった人は早く死ぬ…
と言っているのは、義母だけで
お参りしている皆さん
長生きしている(^ω^)
元々、夫の家系は
短命な男性が多いようなので
そのせいかと…
夫と結婚する時も、それが心配で。。
あまりに夫の家系の男性陣が
早く亡くなる人が多かったので
すごく不安だった。
結局、その不安は当たっちゃったけど…
。゚(゚*′ω⊂ グス
救いと心の拠り所…
本音は、私も少しだけ思った。
あんなに「助けて」って願ったのに
お堂のために夫は頑張ってきたのに
「なんで…」って。
「なんで助けてくれないの」って。
でも「仕方がないこと」だと思っている。
それに、私は、違う形で
助けてもらえたと思ってたりする。
夫は息を引き取る最期まで
お堂の神さんの事を信じていた。
「自分も親父のように助かるんだ」って。
そのおかげで、ずっと前向きで
死ぬ恐怖に怯えなくて済んだ。
最期のときも、笑いながら
「早くお堂に行きたいね」って話していた。
最期のときまで、いっさい苦しまずに
穏やかに逝けたこと。。
私は信心深くないから分からないけど
これも神さんの…
宗教の力のおかげかなって思う。
夫を見ていて
信じる力って、すごいなって
心の拠り所って、大事だなって思った。
でも…やっぱり…
生きていて欲しかったけどね。。
最期の日の話↓↓
報告しにお堂へ
49日を過ぎた頃から
ずっと気になっていたお堂。
夫のお骨の入ったブレスレットとともに
ちゃんと報告しに行きたいと
ずっと思っていた。
遺骨ブレスレットの話↓↓
自由になった夫は、もうとっくに
行っているだろうけど
夫のお骨と写真を持って
一緒に行きたかったんだ。
やっと、行く覚悟が決まって
こちらからお参りに行く人に頼んで
一緒に連れて行ってもらった。
泣かずにしっかり報告しようと
意気込んでいたのに
途中で涙声になり、声が詰まり…
相変わらずの情けなさに、ガッカリしつつも
やっと報告に来れたことにホッとして。。
夫と一緒に行きたかったお堂。
こんな形で行くなんて
夢にも思わなかったけど
これからもたまに行きたいなって思った。
あの場所に夫がいる気がして
なんとなく、ホッとする。
悲しくて、寂しくて、苦しくて
たまらない場所でもあるんだけど
あたたかい安心感もあって。。
いずれは、自分で運転して
行けるようになれたらいいなぁ。
いろんなことを報告しに。。
そんな日が早くやってきますように。