辛い思い出だけが…
きれいさっぱりと
な~んにもなくなった家に戻り
長い間、お世話になった感謝と共に
丁寧に掃除をしてきた。
各部屋を巡り、お礼を言いながら
しみじみと眺めて…
もう本当に、あと数日で
お別れなんだな…と( ´・ω)
でも正直、どの部屋を眺めても
夫の寝ている姿しか思い出せない。
腹膜偽粘液腫になって
骨と皮になって
お腹と足だけはパンパンに腫れて…
そんな姿で、寝ている夫。
そして、最期のとき。
どこを見ても、それしか…
思い出せない(・_・、)。。。
夫の最期の日の話↓↓
この家で、息を引き取った夫の心は
今、どこにあるんだろう。
この家に留まってなきゃ、いいけれど…
この場所に縛られないで
この世に囚われないで
心だけは、自由であってほしい…
玄関に立っても
夫が倒れた
あのときの残像ばかりが頭に浮かぶ。
未だに、思い出すだけで、体が震えだす。
どこを見ても
つらいときの思い出しかなくて。。
退院の日の話↓↓
楽しい思い出もあったはずなのに…
20数年…
夫と喜怒哀楽をともにした家なのに…
楽しい思い出も
たくさんあったはずなのに…
絶対、楽しい思い出の方が
多いはずなのに…
今、思い出すのは、辛い思い出ばかり。
ごめんね。
たくさんお世話になった家なのに。
たくさん守ってもらった家なのに。
1人になってからは
家の中で泣いてばかりいて
ごめんなさい。
そして
長い間、私たち夫婦を守ってくれて
ありがとう。
お世話になりました。
今まで、本当にありがとう。
未練がましく、最後まで手放せなかった
夫の車とも明日、お別れする。
夫が息を引き取ったこの家とも
夫の愛車とも、もうすぐお別れ。。
胸が苦しいよ。
悲しくてしょうがないよ。
いつまで続くの。。
こんな苦しみが…
なんで死んじゃったんだよぅ。。
。゜゜(´□`。)°゜。ワーン!!