辛い記憶が蘇るものは捨てなよ…わかっていても

介護ベット

荷物を処分しなさい?

自分の車に乗せられるだけ、荷物を乗せて

なん往復かし

アパートで、いよいよ荷ほどき…

と、思ったら

押入れの奥行きがなさすぎて、布団が入らない。

持ってきた衣装ケースも入らない。。

 

パッと見て

普通の押入れだと思い込んでいたから

気が付かなかった。。

 

どうしよう(-ω-;)ウーン

 

しかも収納は、この狭い押入れひとつ。

 

もっと荷物減らさないと置き場がない。

 

これは…

夫の使っていた布団とか処分しなさい

…って、ことなのかも。

辛い記憶が蘇るもの

夫が死ぬときまで、使っていた

アチコチに赤褐色のシミがついた

低反発マットと掛け布団。

 

ちゃんと洗ってあるけど…

死ぬ直前まで嘔吐していた

胆汁のシミが取れない、そのマットが

どうしても、捨てられなくて。

 

夫が死んだ日の話↓↓

 

他人からすれば

気持ち悪いものかもしれないけど

私にとっては、それが夫のいた証拠で

とても愛しいもので(  ´・ω)

 

周りは「捨てろ」って言ってる。

「そんな辛い記憶が蘇るものは捨てなよ」って。

 

そう。

とってもツライ(・_・、)。。。

つらいけど、愛しくてたまらない。

このマットで寝ている、夫の残像が

強烈に残っているから。。

辛い記憶がよみがえるのに

なぜか、とても大切で…

捨てられなかった。

 

だけど

夫にとっても、つらい記憶のこのマットを

いつまでも私が大事に持ってるのを見たら

夫はどう思うんだろう。

 

夫が療養中に使っていた物を

どうしても捨てられずに

引っ越し先にまで持ってきた私に

呆れているかも。。

 

夫ならきっと

「もっとええ時の思い出のもんを残せよ~」

って言いそうだな(もちろん残してあるよ)。

それに「おしめなんか残すなよ~」って

ムッとしてそう(´ω`;)

 

わかってるんだけどね。

 

夫に『生きて!』と願って買ったものを

どうしても、捨てられなくて。

あのときの思いごと、残しておきたくて。

痛すぎるほど、切ない思い出だけど

。゚(゚*′ω⊂ グス

 

引っ越して、変わってしまう生活。

夫の面影が、いっさい無い場所での生活。

尚更、手放したくない。

まだ、離れたくない。

どんなにつらい記憶しか無くても

(・_・、)。。。 

 

だから

もうしばらく、このままでいさせてね。。

 

…ということで、無い知恵を絞って

何とか工夫して、収納するぞぉ。。

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