病室が見える墓と夫のウソ~嘘で固めた人生は幸せでしたか?

病院が見える

義父と夫

今日は義母と義弟と3人で、お寺へお礼と挨拶に行ってきた。

 

夫は父親の眠る、自分の実家のお墓に入ることになった。

義父と夫は、とても仲の良い親子だったそうだから

きっと2人とも喜んでいるんじゃないかな(´ω`;)

 

夫が入院していた病院の駐車場は

義父の眠るお墓の前を通っていく。

前を通るたび

「夫をまだ連れていかないで」って、頼んでいた。

 

だけど、夫が亡くなって

ふと、思ったりする。

 

義父が夫を迎えに来たのかなって。

「あの嫁じゃダメだ。大事な息子をあの嫁にはあずけておけん!」…って。

私は、ひょっとすると義父に嫌われたのかな…と思ったり。。

生前会ったことはないけれど、ずっと傍にいる気配はあったから。

 

亡き義父との不思議な話↓↓

 

いずれは、義母も義弟もこのお墓に入るんだろう。

私は…

ここのお墓には、入らないと思う。

だから

そのときはまた、家族4人で仲良く…だね。

病室が見える墓

義父の眠るお墓に手を合わすと

ちょうど真正面の斜め上に、夫が入院していた部屋がある。

本当に、丸見え。

 

病室から見える景色の話↓↓

 

これから、このお墓に手を合わせるたび

悲しい記憶がよみがえるのかな。。

病院へ通った日々を、思い出してしまうのかな。。

 

実際にお墓の前に立ってみると

自分が思っていた以上に、ツラくてキツかった。

 

 

義母と義弟は、そんなこと気にも止めず

楽しそうにおしゃべりしながら、義父のお墓を掃除している。

それが、よけい胸を締め付けた。

 

今は、まだ仕方がない。

あの病室で過ごした日々の記憶が

鮮明すぎるから。。

胸がえぐられるようで

痛い。

この場所はイヤだ。

ツラすぎる。

 

でも、いつかは

この辛さも、苦しさも、やわらいで

お墓参りできる日が、やってくるのかな。。

この辛いだけの記憶も、いつかは

愛おしくて、懐かしい思い出へと変わったりするのかな。。

 

今は想像もつかないや。

すべてが真っ暗闇だ。

夫のウソ

夫が入院してから

ポロポロと発覚しだした夫のウソε-(-ω-; )ハァ…

 

義母にお金を無心していたことに始まり

それがバレるのを防ぐために、ウソをついて

さらにウソを重ねて。。

 

夫は私には

「実家とは仲が悪いから一切付き合いはない。だから付き合わんでもええ」

と、言っていた。

でも実際は

しょっちゅう実家に行っていて

義母には、私のことを

「ひどいウツ状態だから連れてくるのはムリやわ」

と、言っていたそうで。

 

20年近くも、同じ理由を言い続けていたみたいだから

さすがに義弟は、疑っていたらしく

「そんなにひどいなら何で入院させない?」

と、夫に詰め寄っていたそう。

だから、最近では

「ひどい更年期障害で寝込んでいる」と

さらに病がプラスされていた(-ω-;)

 

ちなみに、私、本人は

全く何も知らず、病気にも全く心当たりなし…で。

 

そして

今日のお墓参りでも、またひとつ、夫のウソが発覚。

「親父が死んだあとの香典返しや墓は、あいつら(義弟たち)ちっともせえへんで、俺が全部やったんや」

と、私は聞いていたのだけれど

真実は真逆で。。

夫は何ひとつ、やらなかった…と。

…ホントしょうもない、ウソばっかで。。

ただただ、呆れてしまう。。

夫のホント

義母たちの話によると

本当の夫は、相当な甘ったれで、ワガママで

何でも人任せな人だったそうで。

それプラス、エエ格好しいだったから

「あんたにカッコつけたかったんやろな」と。

 

十代の頃から家を出て、ひとりでやってきた私に対して

親に甘えてる自分がカッコ悪いと思ったのか

本当に親と不仲だった私に対しての遠慮なのかは、わからないけれど。

 

私は子供の頃から、あまり親とは縁がなかったから

結婚したら、夫の家族とは仲良くしたかった。

だけど、何度そう言っても

「あのおかんと会ってもイヤな思いするだけや」と。

ひょっとしたら

そうやって、私を守ってくれてたのかもしれないけど。。

 

今となっては、もう何もわからない。

何が夫のホントだったのか。

たぶん

夫自身も、わからなくなってたんじゃないのかな。

 

 

夫のウソは、これだけで終わらず

この先もどんどん出てきた。

25年間、夫の言うことを鵜呑みにして

全く疑わなかったし、気付きもしなかった。

 

たまに二面性を感じていたのに

信じ込んでいたのか

考えるのが、面倒臭かったのか。

言っていることと、行動の矛盾

ときどき知らない夫の顔を見ていたのに

分かっていなかった。

 

夫の隠しごとの話↓↓

 

このあたりから私は、軽~く人間不信になっていく…笑

 

25年も一緒にいた夫のことを見抜けなかった私が

人を見る目なんて、ある訳ない。

何もかも嘘で固められた夫。

私は、いったい誰といたんだろうね。

私ってなんだったの?

 

ウソばかりのあなたの人生は幸せでしたか?

ウソをつかなきゃいけない相手と一緒にいて

あなたは幸せだったの?

どんな思いでいたの?

私に見せていたあの顔も、言葉もウソだったの?

 

私はあなたを不幸にしてしまっていたのかな。

 

どれだけ問うても、悩んでも、考えても

答えなんか出ない。

…苦しい置き土産、置いて逝ったね。

夫ちゃん。

 

すべての人が、穏やかに安心して過ごせますように☆彡(-人- )

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