コンタクトと隠し言~夫の顔をちゃんと見て話せばよかった…

見つめ合う

コンタクトレンズ

今日、思い切ってコンタクトレンズを買ってきた。

先週、眼科へ行ったとき

いろいろなメーカーのコンタクトレンズを1週間分、渡されて

全部、試してみた結果

「ボシュロム」の「バイオトゥルー」というワンデータイプが

1番、目に負担がなく優しい感じがしたので、これに決定。

 

普段はメガネをかけて

いざ!のときにコンタクトをしようかなと。

いざ!って、いつだろう?と思ったりもしたけど…

まぁ置いといてr(^ω^*)))

 

眼科へ行ったときの話↓↓

 

ド近眼の方なら、分かってもらえると思うんだけど

度のきついメガネをかけていると

見えるものすべてが、すごく小さく見える。

普段はそれで問題ないけど

大事な買い物をして、家でメガネをはずして見ると

眼鏡越しに見たモノと違いすぎて、びっくりしたり

失敗した~ってなったり。

 

以前は、夫が「それ大きすぎへんか?」

と教えてくれていたから、あまり気にならなかったけど

ひとりになってからは、まぁ失敗の多いこと(; ̄^ ̄)

どれだけ夫に助けられていたか。。

見えない不安

夫がいた頃には、全く興味がなかったコンタクト。

急に興味を持ちだしたのは

たぶん、不安を少しでも埋めるため…だと思う。

 

私にとって

見えないことって、すごく不安が増すことだから。

夫が死んじゃってから

急にメガネを2つに増やしたのも、きっとそのせい…

 

自分でもよく分からないんだけど

はっきり見えないことが

見えにくいことが、すごく不安になる。

 

もともと外の世界が怖くて、引きこもっていた。

 

ひとりになって

外の世界へ出だしたばかりの私には

知らないこと、分からないことが多すぎて。

何もかも、夫に頼っていた間に

いろんなことが変わってしまっていた。

 

ひとりになった今

また引きこもってしまうわけにはいかないから(・_・、)。。。

 

どれだけ恥をかいても、バカにされても

どんなに手が震えても

いい年してこんなことも分からないのか…

と、言われても。

 

人に聞いて、自分で調べて

1から覚えていくしかない。

自分の弱さや甘えから

1度は逃げてしまった、外の世界へ出ていくために。

見える安心感

夫が入院しているとき

25年ぶりに運転することになって

急きょメガネを新調して

周りがくっきり見えたとき

大げさかもしれないけど…

自分が変われるような気がした。。

 

25年ぶりに運転した話↓↓

 

モノがはっきり見えるって

こんなに安心できるんだって、気付いた。

漠然とした不安感や、自信の無さの中には

視界がぼやけていたり、見えない不安感も

ほんの少し混じっていたのかなって

…今なら思う。

 

その頃は、別に不自由は感じていなかったけど

見える世界を体験すると

今まで、こんなボケボケでよく平気だったなって、感心する…笑

もう今は、あの視界で生きるのは絶対ムリだなぁ。

顔をちゃんと見ていれば…

今日、コンタクトをつけたまま、夫の写真を見て

ふと思ったことがある。

夫が元気だった頃に、コンタクトにしていたなら

夫の隠しごとやウソも

目の動きや表情を見て、見ぬけたのかも

…なんてね(´ω`;)

 

どんなに良く見えるメガネやコンタクトでも

あの頃の私は、夫を疑うなんて微塵もなかったから

ムリだろな。。

 

夫の隠しごとの話↓↓

 

振り返ってみれば…

いつのまにか…

お互いの顔をちゃんと見て、話すこと

しなくなってたかもしれない。

 

いつも、ご飯を食べながら…

テレビを見ながら…

携帯をいじりながら…

何かしながら、話すことが多かったような。

それに、顔を見てるようで

ちゃんと見てなかったなぁって思う。

 

ねぇ、夫ちゃん。

コンタクトした私を見てほしかったよ。

目が大っきく見えて、びっくりするよ。

それに、このコンタクトした目で

写真じゃなく、実物の夫を見たかったなぁ。

幽霊でもいいから、実物大の夫を見てみたいなぁ。。

 

すべての人のもとに、幸運が訪れますように(-人-〃)祈

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