お昼頃、同じ市内に住む義実家へ。
夫は、義父とともに義実家のお墓と仏壇に入ることになっている。
それは、金銭的なことと
私が再婚するかもしれない未来を考えてくれてのこと。
でも、どうなんだろう。
本音は違うところにあるように思うなぁ。。
どちらにせよ
たくさん助けてもらっているから、感謝だね。
亡き夫の工場の片付け
午後からは、工場の片付け。
工場は義実家からも近く
従兄弟たちがやっている工場の、倉庫の一角を借りている。
この場所は義父の実家で(本家)
工場だけでなく、本宅もあり
従弟と母親が住んでいる。(義母の義姉になる人)
だから行くたび、一応挨拶をしに行くんだけど
非常にメンドイのとちょっと苦手。。
でもしばらくは片付けに通わないといけないから
仕方ないね。。
頑張ろう!!
ひとりで工場に行く話↓↓
ウチは陶芸をやっていたので
工場には土や釉薬、いろいろな薬品や劇薬などが置いてある。
これを1人で片付けるのか…と思うとめまいがする。。
工場の中はパッと見キレイだけど…
物を触ったり歩いたりすると、細かな土ぼこりがすごくて
靴の裏や服は真っ白になるわ…
肌は荒れるし、髪はガシガシになるわで
正直ホント…イヤ(TωT)
それにパッと見、キレイなんであって
お客さんから見えない所や隠れている所は
途方に暮れるくらい”とっちらかってる”状態。
ここをこれから1人で片付けていくなんて…
スッキリ片付く想像ができないε-(-ω-; )ハァ…
大量の紙くず
とりあえず
端っこから積まれた木箱を下していったら
その中に、大量の紙くずたちが詰め込まれていて。。
1番上はすべて空箱なんだけど
その下の箱からは、まるでゴミ箱のようで。
…なんじゃこりゃ~∑(=゚ω゚=;)でした。
その紙くずを見て、また絶句。
あの世に行って問い詰めたいくらい
…頭にきたヽ(`Д´#)
紙クズたちの正体
クシャクシャになった紙くずを広げてみると
支払いの明細書や請求書、タバコの吸い殻にナンバーズの外れ券
とどめに6件のカードローンの書類たち。
どれもこれもお金がらみで。
知らないことばかり。
私に知られるとマズイものは、全部
工場の住所に届くようにしてあったんだ。
しかも、私の触れないところに押し込んで。。
金額の書いてある大切な書類を
クシャクシャにして捨てている、だらしなさにもビックリだし
そこに
たばこの吸い殻が大量に捨ててある汚さにもビックリだ。
自分からタバコをやめると言っときながら
コソコソ吸っていたのも謎だけど(とっくに匂いでバレてたのに)
なんで
商売道具の木箱に、何もかも捨てっぱなしなのか
隠したいものならば、とっととゴミに出せばいいのに
仕事で使う木箱に押し込んで、積み上げておく意味がわからない。。
このあと、家からも大量の紙屑が出てきた話はこちら↓↓
夫はいったい何なんだろう?
ナンバーズもすっごい量で…
いつから、どれだけ買ってたの?
目の前が真っ暗になるほど、驚いたのは
カードローンがあったこと。
…しかも6件も。
全く知らなかった。
何に使ってたの?
何にそんなにお金が必要だったの?
家には借りたお金、全く入れてないよね。。
私、何も知らなくて…
ひとりで一生懸命、節約したり
仕事、頑張ってきたのに。。
過払い金の裁判までしてあるなんて…
ホントあきれる。。
しかも…
入院する直前に、カードローンの返済すべて終わっている。
借金全部、払い終わって
病気になって、死んじゃってる。。
…なんなの、いったい。
あなたは、何がしたかったの。
亡き夫の隠しごと…
いっそ…
このお金の原因が、他の女や隠し子だったなら
思いっきり憎んで嫌って愛想尽かして、とっとと突き離せたのに。
出てきたのは
車の部品や工具などの大量な請求書たち。
たぶん、間違いなく
これらにお金をつぎ込んでいたんだな。。
夫は、車をいじっているのが大好きで
本当は整備士になりたかった人。
だけど義母に反対され、陶芸の道に。(夫の一族は代々陶器関係者)
だから中古車を買っては、休みの日にいじってた。
そして、請求書を見てぶったまげた。。
こんな高い部品や工具を買っていたなんて。
後に、整備士の知人に見せたら
全部プロが使うモノばかりで
素人が扱うものじゃないって。
いっそ陶芸家やめて、整備士したらよかったのに。。
この日、1日で入ってきた
夫の見知らぬ情報に、頭がパンクしそう。。
何よりつらいのは
今、どんなに頭にきても、ぶちまける相手がいないこと。
なにも問いただせない。
ケンカもふっかけられない。
全部黙って、ほったらかしで逝くなんて
卑怯だよ。
借金払い終わったとたん
あの世に逝っちゃうなんて…
あなたの人生は何だったの?
…ねぇ、少しでも幸せなときはあった?
何もかも隠されたままで…
私たちって何だったんだろうね。
死んじゃってから、知らない夫が増えていく。
私は夫の何を見てたんだろうね。。
ものすっごく、寂しいよ。。
悲しいよ、夫ちゃん。
どうかすべての人のもとに、幸せがやってきますように(•ᵕ人ᵕ•)