亡き夫のゴミを捨て行く
今日は資源ごみの日。
家を出てすぐの、急な坂を上って(ここがしんどい)
しばらく歩いた先の公園に、ゴミ集積場がある。
夫の衣類や工場から出たゴミなど、持てるだけ持って
坂の途中、何度も休みながら(重い)
テクテク歩いて行く。
私1人でゴミ捨てに来るのは、初めてだから(元引きこもりのため)
ご近所さんの好奇の目と言葉…
同情の言葉やお悔やみの言葉、根掘り葉掘りの人など…
私と関係のない人に、お節介にも
「この人こんなに若いのに旦那さん亡くされてね…」と
隣で、説明までしている人もいて。。
なんだか、さらし者みたいで…
いたたまれない気持ちだった。。
田舎で、年配者が多い地区だから。
昔ながらの付き合い方で、けっこう大変なんだ。
近所付き合い。。
今までは、夫まかせだったけれど
これからは、私ひとりでやっていかなくちゃいけない。
ご近所付き合い。
組付き合い。
…どうしよう。°(´ฅωฅ`)°。
ゴミ捨てるだけで、こんなに疲れ果ててるのに。。
本当は、1度では持ちきれなかったから
もう1回、行く予定だったけど…
もうその気力もなくなって、諦めた。。
しばらくは毎回、資源ゴミを捨てに行く予定だから
そのうち、好奇の目もなくなるよね。。
…なんだろう。
なんだか、夫か、私が
犯罪でも犯したような気分になる…ε-(-ω-; )ハァ…
家にもあった夫の紙くず
夫は生前
私に見られるとマズイものは、すべて
工場の住所に届くようにしてあった(夫の死後発覚)。
しかも、私が普段
触らないところに押し込まれていて…
それは、それは、たくさん。。
工場の紙くずの話↓↓
それが…
工場だけじゃなく、家にもあったΣ(ll゚ω゚)
これまた…
私が普段触らない、裏の物置小屋に。。
草刈り機や一輪車、台車やコード類など
外で使うものや、商売道具などが置かれていて
私は滅多に入らない場所。
そこに置いてある台車を、工場に持って行こうと出したところ
その奥に見慣れた木箱が(工場の物と同じ)。。
今までは夫の言葉通り
商品が入っていると思っていたけど…
工場のこともあるしな。。
確かめるために、箱を持ちあげようとしたら
…めちゃくちゃ軽い∑(=゚ω゚=;)
またもや、中身は
クシャクシャに丸められた紙くずだった。
広げてみれば工場と同じ
領収書や請求書や明細書
そして飽きもせず、宝くじの外れ券にレシート
タバコの空箱に、空き缶に入れられた吸い殻まで。
なんなんでしょう…奴は。
いらなくなったら、捨てればいいのに。
見られたくなかったら、さっさと捨てればいいのに。
なぜ、隠してまで溜め込むのか…
意味わからん(ᵒ ⌑ ᵒ)?
今日は1日
夫への怒りをぶつけるように
書類や紙くずを破っては捨て、破っては捨て。。
まぁ出てくるわ、出てくるわ。。
こんな几帳面に
きちんと箱を積み重ねて、並べて
まるで商品が入っているかのようにする意味が
わからん(・・?)
中身もきちんと整理されてるなら
残しておきたかったのか…ってなるけど。
箱の中はグッシャグシャ。
…意味わからーん( ̄ロ ̄lll)
翌日も亡き夫のゴミを捨てに行く
翌日、可燃ごみの日。
昨日、破り捨てていた紙くずを捨てに行く。
持てるだけ持って、3往復。
道中、畑仕事してるご近所さんと3回もあいさつして(気まずい)
「ようけい(たくさん)のゴミやな。大変やな」とか言われながら…笑
…ホントだよ。
どれだけ紙くず溜めてんだ。。
でもまだまだ。
箱はたんまり残ってるε-(-ω-; )ハァ…
たぶん全部、クシャクシャに丸められた紙くずだろう。
商売に関するもの、金銭的なもの
何もかもがグッシャグシャ。
すべて用なしになったものだろうけど。。
夫がこういう人だったなんて
…ホント知らなかった。
こんなにだらしがない人だったなんて。
私は夫の何を見ていたんだろう。
夫が死んでから知る、夫のこと。
ウソばかりで何が真実だったのか…
もう確かめようがない。
私、夫が死んでから
ゴミの片づけばっかりしているよ。
遺品じゃなくて、ホントのゴミ。
来る日も、来る日も
ゴミとの戦い。
…もうね
何に悲しんでるのか、分からなくなるよε-(-ω-; )ハァ…
死んでてもいいから、説明しにきて。
何もかもほったらかしで、何のあと始末もせず…
自分だけそそくさとあの世に逝くなんて…
卑怯だぞ。。
ゴミだけ残していくなんて…
最低だぁ๐·°(৹˃ᗝ˂৹)°·๐
大金入った通帳とか、へそくりとか…
出てきてみろや~。
それくらいあったっていいと思うのよ。
だけど、見事になし。
あっぱれなくらい。。
きれいに残金0にしてある通帳しか出てこない。。
お金の裏切りの話↓↓
この調子だと、たぶん
夫の車の中からも出てきそうだな、紙くず。
工場も家も
ひたすら紙くずを破っては捨てるの繰り返しで
ぜんぜん片付けが進まない。
進まないどころか、ますます散らかっていく。
もう、幽霊の手も借りたいくらいだよ。
今頃夫は、どこほっつき歩いてるのか…(浮遊?)
「さ迷ってないで、ここへきて、言い訳くらいしてよ」
と、宙に向かって言ってみる。
こんなとき霊感が発動すればいいのに…
自分に関しては役立たずなんだよね。
霊感アプリなるモノを使ってみようかな。
今日は、これで夫を探してみよう(*´艸`)
すべての人に、幸せな奇跡が起こりますように(。>人<。)