アパートでの初めての夜
家具やベッドなどの大きな荷物は
まだ家に置いてあるけれど
昨日、家電をアパートに運んでもらい
昨夜、初めてアパートに泊まった。
見慣れぬ部屋での、初めての夜。
夫の写真が、たくさん並べられた
コーナーの横に、布団を敷いて…
布団に丸まりながら
笑顔の夫をぼんやり見ていたら…
いろんなことが頭に浮かんで。。
入院中、ずっと帰りたがっていた
大好きな家で
大好きなお堂の話をしながら
穏やかに、眠るように逝った夫。
最期の日の話↓↓
とっても悲しかったけど…
今も悲しいけれど。゚(゚*′ω⊂ グス
幸せな終わり方ができたのかなとも思う。
入院中に、私が帰ったあとの病室で1人
誰にも看取られず、逝ってしまう…
なんてことにならなくて…
本当に良かったと思う。
生きていてほしかった…
だけど、だけど…
やっぱり生きていてほしかった。
ただ、ただ…
生きていてほしかった。
ここに…
いて欲しかった(・_・、)。。。
このアパートで一緒に過ごせたなら
きっと楽しいだろうなぁ。
広い一軒家とは違う生活。
夫とここで暮らしてみたかったなぁ。
それに
爺ちゃん、婆ちゃんになって
2人で手をつないで、散歩したかった。
それまでずっと、一緒に
…生きていきたかった。
もう、叶うことのない願い。
ずるいよ。
55歳で年重ねるの、止めちゃうなんて。
まだまだ先だけど…
いつか私
夫の年齢を越しちゃうのかな。。
ヤダなぁ。
夫より年上になっちゃうなんて。。
1人でお婆ちゃんになるなんて。。
…ヤダよ。
一緒に年を重ねたかった。
一緒に生きたかった。
ただ、それだけ。。